物事を決めるとき、私たちはつい「正しいかどうか」で考えます。
もちろん、それは大切です。
感情だけで判断すれば、かえって混乱を招くこともあります。
だからこそ、状況を整理し、出来ることと出来ないことを分け、現実的に考える必要があります。
ただ最近、少し考えることがありました。
「正しさ」そのものだけでなく、そこに関わる人たちの感情も、きちんと扱う必要があったのではないかということです。
何かが決まるまでの過程を知っている人からすれば納得できることでも、その過程を知らない人からすれば受け止め方は変わります。
「もっと何かできたのではないか」
「自分たちも一緒に考えたかった」
「知らないところで決まってしまった」
そんな気持ちが出てくることがあります。
それは単に、結論に反対しているわけではなく、そこには「自分たちもこの場所の一員でありたい」という思いがある。
大事なのは、「関わっている感」なのかもしれません。
私自身、店長という立場に、少しおごりが出ていたのかもしれません。良い時も店長、悪い時も店長。
どんな時でも店長です。
会社としての判断と、店舗で働く人たちの受け止め方は、必ずしも同じではありません。
会社と店舗は違う。
現場の長として、会社とまったく同じ立ち位置だけで考えてはいけなかったのだと思います。
リーダーは方向性を決める必要があります。
すべての希望を叶えることはできません。
それでも、「そう感じるよね」と一度受け止めることはできたはずです。
感情を扱うというのは、何でも希望通りにすることではありません。
“その人の思いを、なかったことにしない”、ということです。
正しさは大切です。でも、正しさだけでは人の心はついてこないことがあります。
論理で判断しながら、感情にも寄り添う。
リーダーというのは、本当に日々勉強ですね。ちゃんちゃん。


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