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自分の居場所 (所属感)

みなさん、こんにちは。

最近は諸事情で、出勤日数が少なめな谷川です。

 

そんな生活リズムの中で、久しぶりに出勤すると――やっぱり違和感がすごい!

状況をつかむのに時間がかかるのはもちろんですが、「いつもの自分の居場所が少し薄れている」ような感覚におそわれます。

 

心理学者マズローの欲求階層説でいうと、これは “所属と愛の欲求” にあたる部分。

人は「ここが自分の居場所だ」と感じられてこそ、安心して働けます。

その感覚が揺らぐと、役割や自信までグラつくんですね。

 

でも逆に言えば、違和感を覚えるということは、普段はちゃんと所属感を持てている証拠。

だからこそ、少し離れたときにズレを感じるのです。

 

この感覚は、職場だけでなく家庭や地域、友人関係でも同じ。

一時的に離れたり、参加が減ったりすると「自分の居場所はどこ?」と不安になる。

けれどまた声を交わし、日常に戻るうちに「あ、やっぱりここだ」と確かめられるのです。

 

人は誰しも、“所属する安心感” を糧にしています。

だから「ちょっと薄れたな」と思うときは、それが人間として自然な感覚だと受け止めてみてください。

 

当薬局でも、“患者さん一人ひとりが安心して所属感を持てる場でありたい” と思っています。

自分の居場所って…?」と感じるときは、ぜひ個別相談でも声をかけてくださいね。

 

※次回のブログ更新は10月22日(水)です。どうぞお楽しみに!