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ミスを “自分ごと” として考える

ゆたか薬局 釜利谷店 薬剤師 谷川のブログ「ミスを “自分ごと” として考える」

「ミスをしたときに、どう受け止めるか」

これは簡単なようで、実はとても難しいことです。

 

つい、「自分は関係ない」「環境が悪いから」と、

外に押し出してしまうことがあります。

その場では気持ちが楽になりますが、

周りから見ると「他人事(ひとごと)」と感じられてしまい、

信頼が揺らいでしまうのも事実です。

 

大事なのは、ミスをまず “自分ごと” として受け止めることだと思います。

 

「やっちゃったな、」と認めた瞬間から、改善の工夫や次へのアイデアが生まれてくる。

そして、同じチームの人も「一緒に考えよう!」という気持ちになれるんです。

 

家庭でも同じですね。

子どもには、「ちゃんとごめんね、って言いなさい」と言いますが、

自分は妻に対して、なかなか素直に謝れないときがある(笑)。

でも本当は、「ごめん」と口にするより前に、まず心の中で自分の非を認めることが大切なんだと感じます。

 

ミスは誰にでもあるもの。

そこから逃げるより、“自分ごと” として受け止める姿勢の方が、ずっと周囲を安心させるし、

自分の成長にもつながります。

 

薬局でも日常生活でも、「ミスを “自分ごと” にする」。

その一歩が、チームや家庭の信頼をぐっと強くしてくれるのだと思います。