
「ミスをしたときに、どう受け止めるか」
これは簡単なようで、実はとても難しいことです。
つい、「自分は関係ない」「環境が悪いから」と、
外に押し出してしまうことがあります。
その場では気持ちが楽になりますが、
周りから見ると「他人事(ひとごと)」と感じられてしまい、
信頼が揺らいでしまうのも事実です。
大事なのは、ミスをまず “自分ごと” として受け止めることだと思います。
「やっちゃったな、」と認めた瞬間から、改善の工夫や次へのアイデアが生まれてくる。
そして、同じチームの人も「一緒に考えよう!」という気持ちになれるんです。
家庭でも同じですね。
子どもには、「ちゃんとごめんね、って言いなさい」と言いますが、
自分は妻に対して、なかなか素直に謝れないときがある(笑)。
でも本当は、「ごめん」と口にするより前に、まず心の中で自分の非を認めることが大切なんだと感じます。
ミスは誰にでもあるもの。
そこから逃げるより、“自分ごと” として受け止める姿勢の方が、ずっと周囲を安心させるし、
自分の成長にもつながります。
薬局でも日常生活でも、「ミスを “自分ごと” にする」。
その一歩が、チームや家庭の信頼をぐっと強くしてくれるのだと思います。
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